プロセラ(CAD/CAMシステムによるオールセラミックシステム)
プロセラとはノーベルバイオケア社が提供する最先端のオールセラミックシステムです。近年、歯科治療は、金属は使わず、物質的に安定し体に無害で審美的に良好なセラミックを使用する方向になりつつあります。しかし、従来型のオールセラミック冠は金属に比べ、はるかに強度が落ちるため、力のかかる大臼歯部(奥歯)や、かみ合わせの強い患者様にはオールセラミック冠による治療は難しいとされてきました。しかし、このシステムにより作られたオールセラミック冠は従来の3〜5倍の強度をもつため、臼歯部(奥歯)だけでなく、ブリッジにも適用範囲を広げることを可能としました。そして、前歯のオールセラミック冠やラミネートベニアでの仕上がりの美しさは、天然歯とほとんど見分けがつかないような生き生きとした外観を作り出します。このシステムの特徴は、歯を削って型取りし、石膏模型を作るところまでは同じなのですが、それをスキャナーにかけ、大きさ、マージンライン(かぶせ予定部分の全外周)を読み込ませ、独自のソフトにより3次元的にデータを取り込ませるところです(CAD/CAM技術)。そして、そのデータがインターネット経由で、スウェーデンのノーベルバイオケア社に送られます。そのデータを元に、セラミック冠の骨組みとなる「コーピング」が、強度を上げるため、高温、高圧下にて、オートメーション化された工場の中で作られます。そこで作られたキャップが1週間程度で飛行機にて日本に送られます。そして、日本の技工士さんが、コーピングの上に患者様の歯に合わせたセラミックを盛り付け、完成となります。
プロセラの製作工程
コンピュータによるデザイン(CAD/CAM技術) 自然感のある透過性
精度と強度を保ちながら歯の核の部分を演出するコーピング